リペアメニュー・工賃
リペア・メンテナンス・カスタマイズの目安の工賃一覧になります。
ひとつひとつの楽器や状況にあわせてベストな作業をご提案いたします、ご気軽にご相談ください。
※工賃のみのご案内になります、弦・部品代等は含まれておりません。
他のお店で買ったパーツ、中古のパーツなど気軽にお持込み下さい(相性なども気軽にご相談くだい)。
調整やリペアの際にはほとんどにおいて弦交換が必要になりますので、いつもお使いの弦も一緒にお持ち込みいただけるとスムーズです。なお古い弦は張ったままお持ち込みください。
常識的にあまりにも不衛生な状態(悪臭や虫害、大量の体液の付着など)の楽器やケースをお持込みの場合は別途清掃料が¥5,000発生します。清掃料が発生しないように軽くでも拭いてこられることをお勧めします・・・(一般的な汚れや埃は全く問題ありません)。
具体的なお見積もりや納期は現物を拝見しないと難しいことをご理解いただけますと幸いです。
メニューは一例ですので下記以外のリペアやカスタマイズもできる限り承ります、ご相談ください。
全体調整
様々な好みやプレイスタイルをお伺いした上で調整し可能な限り弾き心地と音色を引き出します。また納品時にも微調整を行います。
もちろんおまかせセッティングも可能です。
ネックの反り(トラスロッド調整)・弦高・オクターブ・ PU・ナット調整・フレット&指板磨き上げ・弦交換・各部増し締めなど
・全体調整 ¥9,000~
-FRTなどブリッジ構造が複雑な場合 +¥3,000
・簡易全体調整 ¥6,000~
全体調整から"フレット&指板磨き上げ"を省いた作業がこの簡易全体調整です。
フレットや指板が綺麗な状態の場合は簡易全体調整で良いかと思います。
ナット
ナットの弦溝部分は常に弦と摩擦するため、消耗して深くなりすぎると解放弦での音づまりが発生します。
また工場出荷時には弦の溝が浅すぎてローフレットが抑えにくい楽器も見られます。
ネックとの接地面の精度が甘い楽器もあり、サスティーンやチューニングの安定性、音の明瞭さ、弾き心地などで損しているものを見かけます。
小さい部品ながら弦を支える数少ない部品のナット。
弦の溝・形状・ネックとの接地面などこだわりをもって作業いたします。
・ナット交換 (全体調整を含む) ¥14,000~
-底面R付きナットの交換 +¥3,000
-12弦のナット +¥6,000
-ブラスナット +¥6,000
-0フレット(打ち直し含む) +¥6,000
※材料にご指定がなければ無漂白牛骨ナットにて作成します
フレット
演奏を重ねていると、よく使用するポジションやその周りのフレットが摩擦により消耗し、
音づまりやビビりが発生したり、音程が怪しくなることがあります。
各フレットの頂点どうしの直線がでていること、また頂点が弦と点で接する形状なことが重要です。
フレットの高さに余裕のあるものはフレットのみをすり合わせで対応可能です。
フレットが低い物や局所的に削れているもの、ネックの反りが激しいものはフレット交換が必要です。
フレット交換時には好みや気の利いた高さや太さのフレットにも交換可能です。
リフレットは弾き心地や音色面をグレードアップさせるチャンスともいえます。
・フレットすり合わせ (全体調整を含む) ¥15,000
-ステンレスフレット +¥10,000
・フレット交換 (ナット交換・全体調整を含む) ¥40,000~※通常フレット代込み
-セットネック・スルーネック +¥5,000
-バインディングあり +¥5,000
-指板の大幅な修正・R変更あり +¥10,000〜
-ステンレスフレット +¥20,000
-メイプル指板(再塗装あり) +¥20,000
・フレットレス加工 (全体調整を含む) ¥33,000~
・フレットばりとり ¥4,000〜
・一部フレット交換 ¥3,000 /1箇所
・部分フレット浮き修正 ¥3,000 /1箇所
・全体フレット浮き修正 ¥10,000 ※フレットすり合わせが必要になります
電装系
トラブルの修理から、サウンドバリエーションを増やしたり、もうちょっと音がこういう感じに・・・様々な面で電装系の相談は多く感じています。
いわゆるガリや音がでなくなったというトラブルは、部品の汚れやサビ、挟まれて圧迫されたり部品が不用意に動いてケーブルがちぎれてしまっていることが原因の多くをしめます。
きっちり配置やケーブルの取り回しを考えて配線すれば耐久性も高く、楽器本来の音を引き出すことが可能です。
また、ポットの値やケーブルによって音色の微調整が可能です。
たとえばフロントPUとリアPUの音色差が大きすぎて使いにくいもののバランスをとることや、ちょっとしたアレンジでかゆいところに手が届くようなより使いやすい楽器になるかもしれません。
一口にPU交換と言っても、単に交換するでけでなく相性やバランスを考え最大限その良さを引き出したいと考えています。
ノイズでお悩みの方はキャビティノイズシールディングがお勧めです。
・配線材交換・組み直し-全体交換の場合¥7,000~
・PU交換 ¥2,000 〜/1個
・POT交換 ¥1,500〜/1個
・SW交換 ¥2,000〜 /1個
・コンデンサー交換 ¥1,000〜 /1個
・ジャック交換 ¥1,000 〜/1個
・セミアコ・フルアコの場合 上記+¥5,000
・コントロールキャビティ ノイズシールディング・導電塗料塗布 ¥5,000~
・シールド・パッチケーブル製作 ¥1,500/1本
-(お好きなケーブル・プラグで指定の長さで製作します)
ネック折れ
不運にも事故でネックが折れてしまうことがあります。
特にヘッドに角度のついている楽器は転倒時にヘッドから落下してしまうことになり、弦の張力がかかっていることも加わり折れやすいものです。
きっちりと断面を噛み合わせて接着し、さらに補強をいれることで強度を取り戻します。
ごく軽度なヒビや折れの場合は接着のみでも対応可能ですが、長い目での耐久性を考え補強をいれることをおすすめします。
もし折れてしまった場合は、接着剤などを流し込まず弦を緩めてそのままお持込ください。破片などがあれば一緒にお持込いただければより綺麗に復元できます。
・接着のみ(全体調整含む) ¥15,000~
・接着+補強 ¥45,000~
・接着+塗装あり ¥40,000~
・接着+塗装+補強あり ¥65,000~
ネックジョイント
ボルトオンの楽器で、特にジャズマスターやジャガー・ビザール等の楽器の中には弾きやすい弦高にブリッジを設定すると弦の張りが弱く弦落ちしたりチューニングが不安定なものがあります。
あまり注目されないジョイントの角度ですが、これらはジョイントの角度を見直すことで根本的に解決されることがあります。
ブリッジをさげきっているのに弦高が高い楽器にも有効です。
ボルトオンネックのギターにおいて、ジョイントポケットにシムを挟みネックに角度をつけているものがあります。シムは挟んだ直後は調子がよくとも、時間を経過するとネックエンド部分を押し上げてしまい、ハイポジションでの音づまりをひきおこすことがあります。
ビンテージの楽器などではある意味でシム込みでの音世界があるので、シムをなんでもかんでも無しにすればよいというものではありませんが、耐久性という面では芳しくないこともあります。
そこでジョイントサイズぴったりの面シムを製作したり、ジョイント自体を削り角度を調整します。
・ジョイントポケット削り角度・面修正 ¥20,000~ ※ポケット自体を削り角度を修正します
・ジョイントポケット角度付き面シム製作 ¥7,000
・センターずれ修正 ¥10,000~
パーツ交換・加工・その他
・ペグ交換(同タイプに交換) ¥4,000
・ペグ交換(別タイプに交換) ¥5,000~
・ブリッジ交換 ¥6,000~
・ピックガード交換 ¥4,000~
・ピックガード製作 ¥14,000~
・ザグリ加工 ¥6,000~
・バッテリーボックス設置 ¥7,000〜
・コンター加工 ¥25,000~
・ネックグリップリシェイプ ¥30,000~
・ストラップピン穴埋め・開け直し ¥2,000/1箇所
エクスプレスコース
どうしても仕上がりをお急ぎの場合は特急料金に承ります。
一例としまして・・・
・全体調整 2〜3日 ¥14,000〜
・ナット交換 2〜3日 ¥19,000〜
・フレットすり合わせ 2〜3日 ¥20,000
工房の混雑状況により特急受付が難しいこともありますのでお問合わせください。
元々当日即仕上げ可能な簡易調整やジャック交換、PU交換などは通常料金にて承ります。